Viva, Sevilla!  〜玲二が愛した、セビージャをご紹介〜

◉ 玲二が愛した“セビージャ”

 

セビリア(セビージャ)とは、スペイン王国アンダルシア州の州都であり、セビリア(セビージャ)県の県都である。自治体人口は約70万人(スペイン第4位)であり、セビリア(セビージャ)都市圏の人口は約130万人。スペイン南部の政治、経済、文化の中心地であり、観光都市である。

地勢的には、スペイン南部を流れるグアダルキビール川沿いに位置しており、大西洋からセビリアまで船舶が遡航できる。そのために港湾都市としての役割を果たし、農作物や工業製品が盛んに輸出される。近隣の都市としては、約100キロ南西のカディス、120キロ北東のコルドバが挙げられる。(Wikipediaから一部引用掲載)

この歴史深く、独自の文化が醸成されている魅惑的な街に、玲二43歳(1971年)の頃から定住することとなる。

◉ 玲二、“セビージャ”での生活

川成洋・坂東省次編「南スペイン・アンダルシアの風景」に掲載されている文章から引用してご紹介します。

南スペイン・アンダルシアの風景

編者:川成洋・坂東省次

発行:丸善

刊行:2005/9/30

■山口晴美「セビーリャの風 −グアダルキビール河岸の家から」(※グアダルキビール河岸の家から=玲二邸)

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引用元:丸善株式会社「丸善ブックス105 南スペイン・アンダルシアの風景」P195〜P199から引用
 

■石原忠佳「アンダルシア史の中のベルベル人」

石原

引用元:丸善株式会社「丸善ブックス105 南スペイン・アンダルシアの風景」P235から引用

◉ “セビージャ”玲二邸の風景

川風がそよぎ、玄関口の花が揺れる。

永川玲二が住んだトリアナ地区にある長屋の壁は、イスラム文化の影響を受けたアンダルシアならではの花模様のタイルに彩られていた。